HTMLのタグを使って、html ファイルに自分の思うように色々な文章を書いたり、画像や壁紙を貼ったり、リンクを張ったりしたけれど、ページ作りをして行くとだんだんとHTMLだけは物足りなくなってくるんだ。そんな時に色々な表示の仕方を可能にしてくれるのが Cascading Stayle Sheet(カスケィディング・スタイル・シート)略してCSSとかスタイルシートと呼ばれるもんなんだよ〜。

 ツールバー標準ボタンの中の[文字サイズ] ボタンをクリックして文字サイズを大きくすると、文字が大きくなるけれどレイアウトが大きく乱れることがあるよね。そのような場合にスタイルシートを利用すると、ブラウザの [文字サイズ] を変えても文字サイズが変わらず、画面のレイアウトが乱れるのを防いでくれるんだ。また、行と行の間隔を空けたりリンク文字の下線を消したりと色々便利な機能があるよ。

 文字サイズを固定化する時は、小さい字が苦手な人もいるから、なるべく大きい字にすることをお薦めするよ。ただ、文字サイズを固定化されていても、[ツール(T)] → [インターネットオプション(O)] → [全般] → [ユーザー補助(E)] で出てくる画面に [書式設定] [web ページで指定されたフォントを使用しない(Z)] というチェック項目があるから、そこにチェックを入れて [OK] [OK] してあげると字を大きくすることができるんだ。これはちょっとした裏技だね。


※ HTMLの標準化を担うW3C( World Wide Web Consortium )が、1996年12月にCSS1(Cascading Style Sheets, Level 1)を発表。Internet Explorer 3.0 と Netscape Navigator 4.0 がこれの一部機能をサポートしました。 そして IE と NN は、CSS と Java Script などを組み合わせてダイナミックHTMLという呼び名で公開しています。