昔と今

インターネットで検索を始めると、ありとあらゆることが分かってしまうので、つい時間を忘れてしまいます。「日本最初のホームページ」と検索しましたら、下記のサイトが出て来ました。
http://www.ibarakiken.gr.jp/www/
最初のホームページ
http://www.ibarakiken.gr.jp/www/first/kek.html

1992年とありますから、ホームページの歴史も、そんなに古いものではないのですね。このサイトには世界初のホームページに関する情報も載っていますが、「データの無断転載を禁止します。」とありますので、詳しくはこのサイトをご覧下さい。(^^;)

いずれにしても、インターネットはやっぱり大学の研究者の間で産まれたもののようですね。で後に、軍事的なことにも使えるぞ、と言うことで米国防省辺りも研究開発をしだしたと言うところなのでしょうか。

昔はコンピュータと言っても、今のようにマウスでアイコンをクリックなんて仕組みはなかったから、全てコマンドを入力して操作していた訳で、今でもプログラムメニューの中に "MS-DOS プロンプト" なんて言うのが残っているのはその頃の名残りでしょうか。試しに起動して、notepad なんて打ち込んでエンターキーを押してみると、メモ帳が起動します。閉じる時は、閉じるボタンをクリックするか、exit と打ち込んでエンターキーを押します。

※ MS-DOS(エムエスドス)とは、Microsoft Disk Operating System の略Windows が主流になる前に、普及していた Microsoft社製パソコン用オペレーティング・システム(OS)の一つ。(IBM のサイトの解説より)
簡単に言うと Windows の前の型ですね。

現在の Windows のようにマウスでアイコンクリックのように操作できる環境のことをGUIと言います。

■GUI(Graphical User Interface グーイ、ジーユーアイ)ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、大半の基礎的な操作をマウスなどのポインティングデバイスによって行なうことができるユーザインターフェースのこと。最近では GUI を利用するための基本的なプログラムを OS が提供することにより、アプリケーションソフトの操作感の統一や、開発負担の軽減などが図れている。
GUIを実装したOSには、Windows や Mac などがある。UNIX 系の OS は、OS 自体は GUI 機能を持っていないことが多い。(ただ X Window System というソフトウェアを組み込んで GUI機能を追加できるものもある。)

※ ネットオークションで手にいれた Dell Optiplex GX100 にネットから無料でダウンロードできる UNIX 系の FreeBSD というOSをインストールし、X Window System というソフトウェアを組み込んで GUI 環境を作ってみました。日本語かな入力もでき、ネット、メール、画像処理など全て無料のソフトでまかなえます。お気に入りは、gnome2 です。このソフトの豊富なスクリーンセーバーは素晴らしいです。毎回違う面白いのが出ているので、PC から離れて戻った時が楽しいです。m(^^)m

それに対して、"MS-DOS プロンプト" のような画面からコマンドを打ち込んで操作する環境をCUIと呼びます。

■CUI(Character-based User Interface シーユーアイ)ユーザに対する情報の表示を文字によって行い、すべての操作をキーボードを用いて行なうユーザインターフェースのこと。「コマンドラインインターフェース」「コンソール」などと呼ばれることもある。初期の UNIX や MS-DOS は CUI しか実装していなかった。

※ どちらも『IT用語辞典 e-Words』のサイトさんからの引用です。

GUIとCUI、似たようなスペルです。視力の弱い人は区別できませんね。(^^;)
GUIがグーイなら、CUIはクーイとかキューイと読んでもよさそうですが、そうは読まないのですね。

つまり Windows95 が出て、世界中のPCユーザが増えたと言うことでしょうか。(わたしもそのひとり(^^;))便利で楽しくなった反面、PC、インターネットを利用した犯罪や自殺願望者のグループ化などを考えますと、もっともっとインターネットの仕組みや法律などを整備して行かないと、いけないですね。浮かれてばかりはいられない、と言うことです。(^^;)

XFree86 に挑戦 ! (^^;)

今まで FreeBSD を OS としたサーバは、何回も作って来たのですが、XFree86 をインストールして、GUI 環境で使えるPC作りはしたことがありませんでした。それなりのスペックのマシンがなかったということが大きな理由でした。

今回 MSN のネットオークションに出品されている方がたまたま同じ市内の方で、その方から Dell Optiplex GX100 を 6,980円で購入しました。CPUはセレロンながら 800MHz メモリは増設(3,000円)して 256MB。HDD は 20GB ありましたが、音が煩かったので、日立の 40GB のバルク HDD を 5,000 円で購入し、交換しました。モニターは、サーバ機への FreeBSD インストール時のみに使用していました中古の Acer 54e という 13.3 インチ程の CTR(2,000円) です。

それと XF86Config の作成に自信がなかったのですが、ハンドルネーム如月弥生(きさらぎやよい)さんと仰る20代の方の「FreeBSD Memo」というウェブサイトに
http://iris.homeunix.net/yayoi/freebsd.asp
「XF86Configの作成」という解説ページがあって、
http://iris.homeunix.net/yayoi/freebsd/xinst/xf86config.asp
そこで説明されている xf86cfg -textmode のコマンドを使うとてとも簡単にXF86Configの作成ができてしまうのです。それで今回の挑戦が上手くいったという訳です。(^^;)
※ この方ちょっと前までは、中部大学の学生さんだったんですが、今ではピカピカの社会人二年生だそうです。

始めは FreeBSD の 4.10 リリースで作っていましたが、途中から 5.2.1 リリースにしました。 4.10 リリースで作っていた時に、どういう訳か root 以外の一般ユーザでログインできなくなってしまい、始めからインストールし直さなければ解決しないというような状態になってしまいました。その時に、どうせ一から入れ直すなら 5.2.1 リリースでやってみるか、ということからです。

ウィンドウマネージャーの WindowMaker の画面

で、かなサーバとの接続で随分悩んでしまいました。接続できなかった大きな原因は、 /usr/local/etc/rc.d 内にある canna.sh を書き換えた後、555 だったパーミッションを戻さずに、644 のままにしておいたことでした。canna サーバのプログラムが、canna.sh のパーミッションまで読んで動いていたとは、いやはや…。(^^;)

またウィンドウマネージャーとして WindowMaker が気に入ったのですが、どういう訳か 5.2.1 リリースではファイルマネージャーの xfm が上手く動いてくれません。それでもっと使い勝手のいいファイルマネージャーはないかと探しましたところ、どうも Gnome(グノーメ)というウィンドウマネージャーのようなアプリのファイルマネージャーがいいらしいと分かり、packages から、gnome2 をインストールしてみました。そうしたところこれがよかったです。とても使い勝手がいいです。お薦めですね、というか、今殆どの FreeBSD の GUIユーザは、この gnome2 を使っているらしいですね。豊富なスクリーンセーバーが素晴らしいです。毎回違う面白いのが出ているので、PC から離れて戻った時が楽しいですよ。m(^^)m

一応使っているアプリケーションをざっと書いてみますと、テキストエディターには gedit を。画像処理ソフトは、gimp を。ブラウザは、mozilla ベースの Epiphany を。メールソフトは mozilla 付属のものを。FTP クライアントは、gftp を。ただし、gftp ではちょっとはまってしまいました。コマンド gftp で起動するとリモートのファイルが表示されないのです。env LANG=C gftp で起動すると表示されます。いやはや、それにしても FFFTP はよくできているソフトですね。曽田さんが Unix 用の FFFTP を作ってくれたら…と思いますが、虫がいいですね。自分で作りましょう。(^^;)