富士通 LIFEBOOK AH56/H の修理

毎週水曜日に豊田駅北交流センターで行なっている、パソコンを楽しむ会の教室も今日が年内最後です。教室終了後いつものメンバーで、イオンフードコート丸亀製麺のうどんでランチ会。帰宅してうつらうつらしていると電話が! 何年かぶりにかけて来られたのは多摩平にお住まいのIさん。メルカリで初めて商品を購入したけれど、購入画面に進めない。4時半頃にならないと帰宅できないとのこと。何かあったらまたお電話しますとも。何かあったらということは、4時半までに解決したら連絡するということかな? とりあえず4時半ぎりぎりまで待って、お電話して解決しているのかいないのかお尋ねしてから伺うことに。

で、4時半にお電話すると留守電に。まだ帰宅されてないのかなと思っていたら、Iさんからお電話があり、まだ解決していなくてお待ちしていますと。スマホをお持ちだけれども、直ぐにお出にならない方みたいです。で、スマホを見せていただくと、メルカリのアプリはインストールされているものの、ログインしていない状態。IDとパスワードをやっと見つけてログイン。購入履歴を見ると、何も購入されていませんでした。

詳しくお話をうかがいましたら、普段使っているノートパソコンが起動しても使えない状態になってしまい。年賀状も作らないといけないので、メルカリで19,700円のSSDのノートパソコンを購入しようとしたとのこと。パソコンは中古はやめた方がいいですよとアドバイス。ではということで、ヒューレット・パッカードのウェブストアHPダイレクトで新品ノートパソコンを購入しようということになったのですが、半導体不足もあって注文しても中々届かないご時勢です。年内に届かないかもしれません。

富士通 LIFEBOOK AH56/H
使えないというノートパソコンを見せていただくと、富士通 LIFEBOOK AH56/H という Windows 7 で買われた古いノートパソコンですが、リンク先を見ていただくと分かりますように CPU core i7、メモリ 8GB、ハードディスク1TB という高スペックのパソコンです。これをお預かりして、直る見込みがなかったら、新しいノートパソコンの購入を考えましょうということになり、そのノートパソコンをお預かりして帰りました。

帰宅して立ち上げましたが、やはりどこをクリックしても無反応で使える状態ではありません。なんとかシャットダウンし、裏蓋を剥がしてハードディスクを取り出しました。それをわたしのパソコンに外付けハードディスクとして接続し、CrystalDiskInfo でチェックしてみると、代替処理保留中のセクタ数 のところが黄色くなっていて健康状態が 注意 となっています。SSD と交換してもいいとおっしゃっていたので、新品の1TBのSSDでクローンコピーを作ることにしました。

いつものように玄人志向のクローン作成機で4時間弱で完了。入れ替え後立ち上がりません。メモリを一度抜いて、ほこりを取って刺し直しました。それで無事起動。しかし、ちょっと様子がおかしいのでシステムの復元をしようとしたところ、Cディスクのファイル修復をしてからでないとできないと表示されました。それで、Cディスクのファイル修復を実行。その後行なったシステムの復元は失敗したのですが、ファイル修復をしたお陰で普通に使えるようになったので良しとしました。夜も遅くなったので、23日の作業は終わりにし、翌日オフィス2019を新規インストールして差し上げて完了。お電話すると直ぐに取りに来られ、メルカリで中古なんか買わないで良かったととても喜んで帰られました。

富士通 LIFEBOOK AH77/C2 CPUファン 交換

富士通 LIFEBOOK AH77/C2 はリンク先のページにあるように、CPU core i7、メモリ 8GB、128GBのSSDに OS がインストールされていて、保存用に 1TB のハードディスクが搭載されているという高級機です。ところが購入して何年も経たないうちに CPUファンが何らかの異常を起こし、起動時にメッセージが出てキーを押さないと起動しなくなったり、起動後に大した負荷をかけていないのにCPUファンが煩く回りだすとのこと。この手の修理はわたしの専門外なので、できないと断っていたのですが、パソコン修理屋さんのサイトのこのページに裏蓋の開け方が詳しく書かれていたので修理をお受けすることにしました。

WordPress は危ない?!

勝手に作られたindex.phpファイル
勝手に作られたindex.php
現在利用しているさくらインターネットのクイックインストールで、WordPress が簡単にインストールできるので使ってみました。使い心地は悪くはなかったのですが、一ヶ月ほど経ったある日に自サイトが表示されていないことに気がつきました。えっ!って感じです。

その上 WordPress は開けるものの、ダッシュボードから投稿一覧・新規投稿などをクリックすると 403 Forbidden となってしまいます。WordPress はサブディレクトリにインストールし、サイトのトップページが www ディレクトリにある構造なんですが、トップページの index.html ファイルが消え、代わりに右上図のような index.php なるファイルが勝手に作られています。
この.htaccessが命令を出してる?
しかもサイトアドレス以下に実在しないファイル名を付け加えてアクセスすると、お皿とか DVD の通販のページが表示されます。え~っ!です。

詳しく見てみると、WordPress のディレクトリに左図のような .htaccess ファイルが出来上がっていました。このファイルに書かれたコマンドによって index.html が消え index.php ファイルが作られたようです。このファイル内の文字列で検索すると、今回わたしが遭遇した状態とほとんど同じ目に合われた国内・国外の方々の体験談的なサイトがいくつも出てきます。
勝手に作られたabout.phpファイル
これらふたつのファイルとは別に、右図のような about.php というファイルも自動的に作られていました。

WordPress 自体に脆弱性があるのか、さくらインターネットがクイックインストールで提供している WordPress に問題があるのか? 海外の同じ被害にあわれた方々の報告が多数あることを考えると、さくらインターネット特有の事象ではなく、やはり WordPress 自体の脆弱性に起因しているのかもしれません。

結局 WordPress の使用は諦め、さくらインターネットのクイックインストールの削除機能を使って削除し、残骸は FFFTP を使ってすべて削除。これでファイルが消えたり勝手に作られたりする現象は起きなくなりました。ブログはシックスアパートの古い Movable Type を使っていたのですが、データベースのMySQLの方のバージョンも古くなっていたのでこの際両方とも新しいバージョンに置き換えました。最初からこの方法にすれば良かったと今になっては後悔しています。