ビックカメラがPCのことよく分からない70代の方にクロームブックを販売

本日のパソコンサポートは2、3日前にお電話で依頼されてこられた方です。シニアネット日野の生徒さんで、新たにパソコンを購入したので初期設定をお願いしたいとのこと。まずお伺いして驚いたのが、13インチほどのクロームブックPCでした。あらーっと思っていたら、使用者の奥さまも、一緒にビックカメラまで購入に行かれた旦那さまも、Windows PC を買って来たと思っておられます。

13インチと小型にされたのは、PCの教室に持って行って習いたいからとのこと。一応起動してGoogleアカウントでサインインし、Wi-Fiにも接続して使える状態にはして差し上げたのですが、このPCでは教室に持っていっても教室ではWindows PC でのやり方を教えているので役に立たないこと。一応Googleのオフィスソフトがインストールされているので、ワードやエクセルで作ったファイルは開けますが、これまた教室で教えている手順は役に立たないことをご説明しました。シニアネット日野の講師をされている方たちは、素人よりはちょっと知っているといった方たちばかりなので、まずクロームブックを使ってらっしゃる方なんておられないと思われます。

ビックカメラの店員さんが、一言もこれはWindows PC ではないと言わなかったとのことなので、店員さんのPCの販売の仕方に疑問を持ってしまいますね。普通70代の老夫婦にクロームブックを売りますかね。価格も8万円くらいしたと言ってましたので、決して安くないです。ヒューレット・パッカードのオンラインショップなら、M.2 SSD128GBで15インチのWindowsノートPCが3万5千円ほどで買えてしまいます。

いろいろご説明し、一度ビックカメラに返品かWindows PC への交換を打診してみてはとお話ししたところ、そうしてみますとおっしゃるので、せっかく初期設定したPCですが、初期化して購入時の状態に戻してサポートを終えました。ビックカメラが返品なり、Windows PC への交換をしてくれるといいのですが......