(2002.5.27作成)
マルバウツギとウツギの花
 
  マルバウツギ

 
花の開きがよいためか、中央のオレンジ色の
部分が目立つ。ここに蜜があるらしく、花の
開きがよいことは、虫たちも近づき易いとみ
え、たくさんの種類の虫達が群がっている。
 
ちょっと上の画像では分かりにくい
のですが、植物図鑑によりますと、
「マルバウツギは、花序のすぐ下の葉
が茎を抱くことが特徴」だそうです。

 
  ウツギ

 
卯の花でお馴染みのウツギは、
ご覧のように下を向いて咲いて
いることが多いです。    .
 
花の開き具合も、あまりよくない
ので、花中央のオレンジ色の部分
は、よく見えません。そのためか
集まる虫の種類や数は、マルバウ
ツギよりも少ないようです。  .


花の大きさは?
 
向かって左がウツギ、右がマルバウツギの花。
この画像では大きさにかなり差がありますが、図
鑑によりますと、ウツギは花の直径が1〜1.5cm
マルバウツギは1cmほどの大きさと書かれてあり
ました。                  .

ウツギの花糸
 
マルバウツギの花糸
 

花糸(かし)の形にご注目。ウツギの花糸は、麺で例えるならばきし
麺のような平べったい形をしている。その形が余計に花中央のオレン
ジ色の部分を見えにくくしているとも言えます。図鑑には「花糸に角
がある」と書かれていました。同じ仲間のヒメウツギの花糸にも同様
の角があるとの記述でした。                  .

(ホームページの掲示板で話題になり、色々観察してみました。)