岩殿山(・634m)の中央沿線からの眺めは、大岩壁の山容からなり標高は低いが
(山梨百名山で2番目に低い山、白鳥山・568m)魅力
ある山で、
又歴史的にも悲しい謂れのある山です。
本丸跡を散策し、乃木将軍の詩碑の辺りで、道志の山々や富士の景色を鑑賞し下山する。
途中右側の道標から兜山の尾根道に入る。
兜山の手前で矢萩さんから、雪山の危険な道を通過するときの安全対策として、
シュリンゲをダブルシートベントで体に結び、カラビナをセットして、通過する方法の指導を受ける。緊張してクサリ場を通過する。
稚児落しの分岐を左は浅利へ、右は笹平への道で右の道に入る。
ここから尾根通しに送電鉄塔が建てられ、既に1,2号の鉄塔は通りすぎ、3号の鉄塔から桜沢峠手前の高ノ丸の稜線、8号鉄塔まで、
地図を見ながら現在地を確認し、尾根歩きを楽しみました。
午前中は天気も良く、周りの山も手に取る様に見えたが、午後から寒冷前線の南下で寒い季節風に悩まされた。
最後の下りは、地図読みも兼ねて、破線の無い尾根を下る事にした。
下山口は鉄塔8号の所から少し戻った所を東に下った。途中地図と地形、コンパスを見ながら方向を決め、無事目的地に着いた。尾根には踏み跡は無かったが所々にテープがあり、下りた所に
「お疲れさん!!」とマジックでテープに書かれていた。
もし事故があって、もとの場所に引き返す時は、磁石セットを直さずに、針の白い方を矢印の頭に合わせて進めばもとの所に戻る。との矢萩さんからコンパスの扱い方の説明があった。
近道をしたので予定より早くバス停に着きバスを待っていたら、地元のスクールバスが来て、その帰りのバスで大月駅に送ってもらった。
―中沢 記―
交 通:JR中央線八王子駅発 8:9⇒大月駅 7:56着
交通費:
- JR八王子駅〜大月駅 650円×2=1.300円
- 日影バス停〜大月駅 270円