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葛根田川もいよいよ源流部。 流れは益々穏やかな小川となり、単独行のやや緊張した気持ちからも、話し相手のないもどかしさからも、今はむしろ解放されてくつろいだ気分でゆっくりと進んでいきます。 振り返ると谷間の樹々は輝くばかりです。いくつもに分かれた流れを25000分の1の地図に頼りながら、そして少しばかり迷いながら、歩きつつもうすぐ一人旅が終わろうとしています。 更に地図を何度も確認しながら歩いていくと、やがて見覚えのある八瀬森湿原に出てその前方に八瀬森山荘が目に入ったときは嬉しくなりました。 瓜田洋治
2002年8月4日 |