No30 2002年9月27日
ナナカマドの秋
奥秩父の沢といえばすぐ東沢・釜ノ沢というように、北アルプスの沢といえば先ず皆がいくややミーハ−的な沢が赤木沢です。
9月の初旬、そんな赤木沢に行ってみたのですが、前夜の大雨でアプローチの沢が増水、迷った挙句にあきらめました。
折立から太郎平そして薬師沢小屋までの全くだらだらととりとめのない道を7時間も歩いてきたのに、曇天の下、同じ道をうんざりしながら引き返しました。
既に赤く色づいたナナカマドだけが前夜の雨に濡れて、落ち込んだ気持ちをいやしてくれました。
瓜田洋治
2002年9月27日
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