釣友の大塚氏より先週(17日)の仔細な試釣の報告を受けて、短竿、ドボン等の仕掛けの準備を整えて例会に参加しました。 宮沢湖への出発は四時半で良いのだが、小松屋集合が三時半となると、一時半の出発とかなり早い出発である。 久しぶりの横利根で、「釣り」と「うなぎ」に心が躍る。今日の天気(特に風)はたいしたことはなく、一日北西とのことなので、風を背負う場所はどこが良いかを考え、現地での情報をもとに入釣場所を決める予定にしました。 若竹の集合場所と出舟は小松屋だが、中央線ブロックの本部は中島屋である。今季の中央線ブロックの参加者は9支部・124名とのことで前年(精進湖で開催)の119名に比べて盛況である。又若竹支部の参加者も32名と多く喜ばしい限りである。 小松屋では朝食をする者や情報収集に余念のない会友で賑わい、又他会の出舟もあるようだ。 ちなみに小松屋の「朝定食」は500円で、ライス・卵焼き・アサリの味噌汁・納豆・サンマの開き焼き・ゴマ和え・おしんこ・と安いし美味です。 出舟は午前五時。中島方面と堀井方面に分かれての出舟だが、圧倒的に中島方面が多い。小松屋船着場の前に横着して塚本氏が着けている。そのすぐ右に市川氏も労力を極力抑えての舟付けだ。隣に就職も決まって参加の川辺君。自分もなるべく漕がない場所と思い、川辺君の右隣へ。右を見ると、永田氏・小池氏と「オジイチャン」が並び、原氏・試釣十分の大塚氏とならんだ。 前方左に太田氏の姿が見え、幅氏・根岸氏・峯岸氏と並び場所的にはちゃんとポイントは抑えて舟着けしている。 さて釣り開始であるが、今日は最初からドボンで行こうと決めていたので、迷わず竿16・ウキはカンザシ浮きでウキがシブシブと沈むようオモリを少なくして開始しました。 底取りするも意外に浅い。16の通しで二本半しか無い。手前を量ってみてもさほどかわらない。不安だが初志貫徹と思いバラケは水120tのヤワボソにオカメで第一投。ハリ素の長さは15aと50a。 3〜4投で調整が終わり、更に3〜4投でウキに変化が表れてウキが消し込んだ。 ヘラを見るまで安心は出来ないが、姿を現したのは間違いなくへらでした。時は6時20分で周りではまだ誰も釣っていない第一号です。この先の不釣も考えずに、今日は釣れるぞと心躍らせました。 しかし今日の横利根は当たりがないのです。周りではボヤキの声が飛びあいます。試釣で好釣の大塚氏の竿も立ちません。永田氏は10尺のバランスでハリ素に小さいオモリを着けて流れを止めているとの事です。 小池氏も苦戦しており、竿・棚の手直しで急がしそうです。 対面で太田氏と幅氏の間に入っている他会の人が、長竿の通しで絞り出して合わせ始めました。今朝の最低温度は6度との事で、急激な冷え込みで魚は深場に落ちたのでしょうか。 前で格好を付けて通しを嫌っていた幅氏と根岸氏も通しを始めた様子で、竿も長いようです。対面のほうが水深が有り、魚は居るようです。結果・根岸氏は5枚も釣ったのです。峯岸氏も最近の絶不調を断ち切れずに、今日も泣きっぱなしでしたが、最後1時10分に得意の浅棚で1枚仕留めました。 これだけ当たりが無いとやる事がありません。過去を思い出し、考えられること(いろいろあるが内緒です)はやったのですが、今日は完敗です。 小池氏の携帯に入った情報では、戸叶氏が1枚・平賀氏も1枚・茂呂氏が3枚と何処も今日は悪いようです。 又、今日の横利根は流れもさることながら、水位の変化も著しく、後のタイヤを目印にして水位を見ていると、10〜20aは絶えずに上下しているのですから、バランスの場合のタナの調整は非常に難しいです。 結局自分の今日の釣果は6時20分に釣れた1枚のみで、終わってしまいました。 検量締め切りは午後2時だが、1時に小川相談役が上がって来た。釣果を聞くと7枚との事。さすが昔の横利根人だ。自分も今日は諦めて1時納竿としました。小松屋で定食を食べて、いざ、もう一つの楽しみの「うなぎ」の買出しです。早く帰って白焼きで一杯がたまりません。 3時から本部の中島屋で結果発表です。上位は中島屋周辺で占め、優勝は北多摩支部の佐藤実さんです。自分の使っているロングウキは佐藤さん作なのです。
優勝者のデータ 道糸:1.2号、 ハリス:0.8号上15p 下0.5号60p エサ:上バラケ・マツハ・スイミー 下 オカメ 若竹5月例会は精進湖です。今月の分まで頑張りましょう。
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