画像の挿入のタグは、前に紹介致しました
<img src="画像のアドレス" width="数値" height="数値" alt="画像名">
ですが、下記のタグだけでも表示されます。
<img src="画像のアドレス ">
 ただ何かの理由で画像が表示されなかった場合、alt="画像名"が記入されていますと、画像名がそこに表示されます。また目の不自由な方々がパソコンの表示画面を読み上げるソフトを使用している場合、alt="画像名"が記入されていますと、それをソフトが読み上げてくれます。

 画像と html ファイルの関係を図にしてみました。

 普通デジカメなどから取り入れた画像は、そのままHPで使うには大き過ぎるので、画像処理ソフトを利用して、自分の使いたい大きさに縮小加工します。ウィンドウズならほとんどの機種にMSフォトエディターがインストールされていますので、初心者の場合このソフトを使って画像の大きさ変更をするのがよいと思います。MSフォトエディターは、一般的に [プログラム] → [MSオフィスツール] → [MSフォトエディター] で出て来る場合が多いです。

※ 画像のアドレスについては、こちらをご覧下さい。

1.<img src="画像のアドレス ">
高さ幅 alt=〜を入れずに画像を挿入して、何らかの理由で画像が表示されないとこのようになります。


2. <img src="画像のアドレス " width="300" height="400" alt="ヤブガラシとアリ">
しっかりと高さ、幅、alt の指定をしておけば、何らかの理由で画像が表示されなくても、画像の大きさ分のスペースが空き、alt="" に書き入れた文字が表示されます。
ヤブガラシとアリ

3. <img src="yabugarasi020707a.jpg" width="300" height="400" alt="ヤブガラシと
   アリ">

これは正常に表示された状態の例です。マウスを画像に乗せると、alt="" に書き入れた文字が表示されます。
ヤブガラシとアリ


初心者のよくやってしまうこと
 どんなに小さい画像でも、反対に大きい画像でも、width="幅(数字)" height="高さ(数字)" で数値を入れて指定すると、その値の幅・高さの画像として表示されます。しかし、これは単に表示サイズが変わっているだけで、使われている画像の容量は全く変わっていないのです。ですからここに入れる値は、その画像本来の大きさの値を入れたいのです。画像が大きい時には、MSフォトエディターなどのソフトを利用して、自分の使用する大きさに変換してあげます。普通300×400 px ほどの JPEG 画像ですと、画像にもよりますが、大体その容量は30KB 前後です。たまに、容量が300〜500KB もある画像を300×400 px ほどのサイズ指定にして平気でページに挿入されている方を見かけますが、これではダイヤルアップ接続の方たちが開くのに、とてつもない時間がかかってしまいます。またご自身のHPスペースの容量も、あっという間に一杯になってしまうことでしょう。

 画像の大きさを変えたり、JPEG 画像を GIF 画像に変換したりできる便利な画像処理ソフトが、Windows ならどのパソコンにもついています。それは、Microsoft Photo Editor というソフトで、「プログラム」→「MS Office tool」→「MS Photo Editor 」で出てくる場合が多いですが、ない時は、「ドライブC」→「Program Files」→「Common Files」→「Microsoft Shared」→「PhotoEd」→「Photoed.exe」をクリックすれば起動します。また、何かあってリカバリーされた方などで、どこを探しても Photo Editor が見つからないという方は、Photo Editor のインストール方法をクリックして、Photo Editor をインストールしてください。

※ ご自分のパソコン内の画像が、インターネットエクスプローラーで本来どのくらいの大きさで表示されるのか。画像の大きさや容量を簡単にチェックできるページを作りました。一度お試し下さい。m(^^)m

♥ MSフォトエディターがない方には、JTrim という画像処理ソフトがお勧めです。

パソコン内の画像チェックができるページ
WindowsXP の場合は、フォルダを開いて画像ファイルの上にカーソルを乗せると画像の情報がでます。