実際に、HTMLで作られたページと、スタイルシートを混ぜて作られた同じようなページとを比較して、表示される画面の違いや、ソースの違いを見てみましょう。
 下の2つのリンクは、わたしの植物の話題を中心としたHPの1ページを1つは
HTMLだけで作り、もう1つは、HTMLとスタイルシートを混ぜて作ってみました。

 [HTMLだけで作ったページ]
 [HTMLとスタイルシートを混ぜて作ったページ]

  1. 1つ目の大きな違いは、HTMLだけの方はツールバー標準ボタンの中の、[文字のサイズ] を変えると、表示されている文字の大きさがどんどん変化します。しかし、HTMLとスタイルシートを混ぜて作ったページの方は、全く変化しません。(スタイルシートを使用しても、指定の仕方によっては、変化させることもできます。)変化した方がよいと言われればそれまでですが、自分のデザインしたレイアウト、雰囲気は伝わらなくなります。ただ、ご覧になっている方々の中には、小さい字はどうも苦手で、という方も少なくないと思われますので、CSSを使って字の大きさを設定する時には、なるべく大き目の字に設定することをお薦めいたします。
  2. 次の違いは、HTMLとスタイルシートを混ぜて作ったページでは、行と行の間の間隔を自由に設定できます。
  3. 3つ目は、HTMLだけで作ったページでは文字サイズを大きくすると、往々にして表の中の文字が2段になってしまって見ずらくなります。
  4.  4つ目は、画面右側のスクロールバーを好きな色に設定できます。また、タイトル文字も、HTMLだけで作ったページでは、あらかじめ作ったタイトル画像をはめ込んでいますが、HTMLとスタイルシートを混ぜて作ったページでは、スタイルシートによって作られた文字なので、画像ではありません。その分HPやページの容量が軽くなる訳です。(ただ、読者の方よりスタイルシートによって作られた立体文字を使っているページは印刷できないとの指摘を頂き、試しましたところやはりできないことが分かりました。)