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黍殻山〜蛭が岳 △1.672.7m 北丹沢縦走
H 7年7月10日(月曜日)〜11日(火曜日)晴れ

黍殻山・袖平山から神の川へ 途中コースを変更し姫次から蛭が岳・塔の岳へ
気紛れ個人山行
東海自然歩道の最高地点を巡る
  1. 場 所:
  2. 黍殻山〜蛭が岳・丹沢縦走 <標高差1.242m 平丸バス停〜蛭が岳>
  3. 地 図:
  4. 昭文社 高尾・陣馬 丹沢(1/50.000)、2万5千分ノ1地形図 青野原、大山
  5. コース:
  6. 第1日目
    橋本駅南口(神奈川中央バス、三井経由三ケ木行き)バス⇒三ケ木バス停(乗換え)月夜野行き⇒平丸バス停
    下車→少鞍部→平丸分岐(東海自然歩道)黍殻山北登り口→黍殻山→黍殻山南登山口→八丁坂ノ頭→姫次→

    原小屋平→蛭ケ岳△1.672.7m→ 鬼が岩ノ頭→棚沢ノ頭→不動の滝→休憩所→丹沢山山頂△1.567.1m→竜ケ

    馬場→塔の岳山頂△1.490.9m→尊仏山荘(宿泊)

    第2日目
    尊仏山荘(塔の岳)→竜ケ馬場→丹沢山→休憩所→不動の滝→棚沢ノ頭→鬼が岩ノ頭→蛭ケ岳→原小屋平→

    姫次→青根分岐→八丁坂の頭→上青根→東野バス停⇒三ケ木バス停⇒相模湖駅


     当初は姫次から袖平山に登り下山の予定を上記に変更
    姫次→袖平山分岐→袖平山往復→姫次→八丁坂ノ頭→尾根取付き→上青根→東野バス停、藤野駅行き(神奈
    川中央バス)⇒藤野駅

    初日7月10日(月曜日)の記録晴れ
  7. コース概要:

  8. 8:28 三ケ木バスセンター
    三ケ木バスセンター発8:20分だったが、バスが遅れ、8:28分になった。常に遅れるとのこと、橋本駅から三ケ木行きも同様のようだから、バスの時間は余裕を持って計画を立てること。

    8:52 平丸バス停に着く。
    この間は、平日は自由乗下車区間。(・430m)

    8:57 登山口
    バス停から少し西に行くと、、大きなカーブをしている場所で左に、沢に沿ってつけられた小道がある。入口に登山カードを入れる古い錆びた、ポストが有る。

    9:11 道標「横山沢ノ頭に45m(関東自然歩道)」
    登山道はしばらく沢に沿って登り、やがて沢から離れ右の尾根に向う。道の突き当たりに、尾根に登る道標があり、「横山沢ノ頭に45m(関東自然歩道)」と表示して道標が立っている。

    9:27 尾根上の少鞍部(・600m)
    程なく尾根上の少鞍部(・600m)に着くが、この右には三等三角点のピークがある。三角点の山頂までは10分ぐらいで行ける。西のほうは一面の松林になっている。

    9;45〜:50 小休憩(・750m)
    気温が上がり疲れが激しい。

    10:04〜:10 小休憩(・850m)
    この辺りはホンドリスがカサカサト枝から枝に飛び移っている。北丹沢一帯には、野生動物が結構生息している。 カラマツが現れ始めると、主脈の尾根を行く自然歩道にすぐ出る。

    10:55平丸分岐
    東海自然歩道(平丸分岐・1.150m)南の方にこんもりとした横山沢ノ頭や黍殻山が見えてきた。 分岐点に出る手前が、一部に小規模だが崩壊地があり、ロープが張ってある。注意して慎重に通過すること。

    11:05 黍殻山北登り口
    自然歩道を西に行くと、黍殻山への新しい道標(黍殻山北登り口)が目に入る。檜が生える少し痩せた尾根を行くと、程なく山頂に出る。

    11:20 黍殻山 △1.272.8m
    山頂はカラマツに覆われ展望は無いが、日溜りの心地よい草地での休息は応えられない。雨量測定所がある。

    11:30〜:53 黍殻山南登り口
    山頂から南に下り、鹿の防護柵を入ったり出たりしながら下ると、黍殻山南登り口に出る。先ほどの自然歩道に合流する。そこにはベンチがあり、近くに水場の表示がある。下り約0分。ここで昼食にした。自然歩道をさらに南に行き、早戸川上流の県立大平キャンプ場への分岐や、黍殻避難小屋を左に見て、揺るやかに登ると八丁坂ノ頭に出る。

    12:05青根分岐
    八丁坂ノ頭・1.300mはハッキリした山頂でなく、うっかりすると、知らないうちに通り過ぎてしまうようだ。

    12:28釜立沢方面分岐
    釜立沢方面への道を右に分け、やはり緩やかに登り左に大きく曲がるとそこが姫次である。

    12:58姫次・1.420m
    カラマツに囲まれた草原で、展望が楽しめる。この一帯は落ち人が娘をさらって姿を隠したと言う伝説が今に残っている。自然歩道はここで右に折れ、袖平山の南を巻いて神ノ川へと下る。

    13:10姫次を出る
    予定を変更して、蛭ケ岳に登って姫次に戻り、蛭ケ岳を往復して、青根から東野バス停に出て藤野駅から帰る予定で姫次を出る。

    13:25原小屋平
    山小屋が建っていた跡のようだ。左に水場の案内がある。途中何人かの人に会い、情報を得ながら蛭ケ岳を目指した。地蔵平を過ぎてからの登りは予想以上にきつかった。広葉樹の樹林帯の一部が雨で道が崩れ、木段の道は歩きにくい。

    15:10〜:20蛭ケ岳△1.672.7m
    姫次からの道のりは予想以上に時間が掛かったので、何処かに一泊することにした。
    山小屋の主人と相談した結果、塔ノ岳の尊仏山荘に泊ることに決め、ウーロン茶を補給して小屋を後にした。

    「帰りが遅くなるので、家に連絡をし様と思ったが、山小屋からは連絡がとれないとのことで、一瞬、思いついたのが、塔の岳の山頂に、公衆電話が有る事を思い出し、山小屋の主人の話しによると、塔の岳まで2時間ぐらいで行けるとの事だったので、暗い夜道を下るより、足をのばして、塔の岳に行く事に決めた。」

    15:45鬼が岩ノ頭・1.608m
    蛭ケ岳の東急斜面を眼下の景色を満喫しながら急ぎ足で下る。目の前に大きな岩ノ塊が見え、手前はガレ場で鎖の柵が張ってある。今度は急登だ、慎重に登れば危険はない。

    16:05棚沢ノ頭・1520m
    道標「ユーシン分岐」花の時期は過ぎ青葉の山道だが、山一面が広葉樹なので雨上がりの新緑は又一段と素晴らしい景色だ。ただ太い大きな木が立ち枯れているのが淋しい。

    16:23不動の滝・1.614m
    頂上はだだピィロイ変化の無い所だ。

    16:30休憩所
    立派な小屋が建っていて、回りは庭園のような素晴らしい景色だ。目の前に大きな丹沢山がぜんと構えている。登りはかなりきつい登りのようだ。

    16:40丹沢山の登り口
    鞍部、両サイドの景色は良い眺めだ。

    17:15丹沢山山頂△1.567.1m
    日本百名山 みやま山荘は休業だった。小屋の脇にあった、ドラム缶の水で喉をひたした。雨水で表面にはごみが浮いていたが、咽喉が渇いていたので水が欲しかった。

    竜ケ馬場
    竜ケ馬場の休憩場で一休みし、くたくたの体にむち打って目の前の塔ノ岳、尊仏山荘に向う。登りの手前の鞍部は両側が落ち込んで細い道はロープで保護されている。

    18:30塔の岳山頂△1.490.9m山荘にようやく着く。尊仏山荘に宿泊を依頼する。
    宿泊は予約制の様だったが手続きを済ませ、素泊まりだったが宿泊客が少なかったので夕食に有り付く。平日だったので宿泊客は8名くらいだった。

    南の空から大きな入道雲が後を追いかけてきたので、天気はやや曇り気味だったが何とか保ってくれた。8時に消灯床に就く。家に今夜、山小屋に泊ることを電話で連絡する。




    二日目 7月11日(火曜日)の記録晴れ
     
    3:00 風の音で目がさめ、外の様子を窓越しに見る。
    富士の三合目付近と思われるが、赤い光が頂上に向って一列に連なっている光景が手に取る様に見えた。
    南の窓からは渋沢町かしら、ネオンや街頭の赤や黄色の彩り(イロドリ)で人の住まいが伺える。

     
    4:15 東の空が赤く染まってきた。
    太陽が昇ろうとしている。地平線上に黒い雲が横になびき、その間だからまばゆい太陽の光が目をいる。 久し振りに山頂でのご来光を体験した。
    富士山には雨傘雲がかかり、また明日から梅雨空に戻る様な兆し、今日は早く山を下りよう。

     
    6:30 山小屋の脇から水場におり、今日一日の水を用意する。
    往復30分は掛かる。黄色い目印を頼りに、ユーシンの下り道に沿って下っている様だ。

     
    6:50 尊仏山荘を後に
    昨日の道を戻ることにした。記憶を頼りに慎重に下る。多少余裕が出たので、周りの景色を眺めながら下る。

     
    7:02 塔の岳の北側の登り口に出る。
    ザレ場の両サイドに保護柵が張ってある。

     
    7:15 コブ越え二つ目のコブを越す。

     
    7:31 竜が馬場
    休息所(木製のベンチ多数あり)ここから丹沢山の登りになる。

    7:55 丹沢山山頂に着く。
    ドラム缶の雨水を頂く。頭から水をかぶり目覚めをさました。

     
    8:00 丹沢山を出発する。
    塔の岳から約1時間10分掛かっている。
    昨日は1時間15分、今日はゆっくりベースのようだ。

     
    8:40 休息所右に2分水場が有るが急坂のようだ。
    小屋を覗いて見たが前に行った人は見当たらなかった。その時、水を組みに行っていたとのこと。

     
    8:47 不動の峰・1.614m
    名前は聞かなかったが、前を歩いていたと言う。何の縁か姫次まで一緒に歩く。

     
    9:50 蛭が岳山頂
    丹沢山から1時間20分が地図での歩行時間、今日は1時間50分の時間が掛かっている。


    10:15軽い食事をして
    山小屋のおじさんに昨日のお礼の挨拶をして山を下る。

    11:00地蔵平
    ブナの樹林を眺めながら山道を下る。

    11:45姫次に着く。
    かなり疲れてきた、坂道を見るのがおっくうになる。
    蛭が岳から姫次の歩行時間、地図では1時間10分の時間を今日は1時間30分掛かった。


    11:50姫次を後に
    バンの昼食としゃれ、持っていた食べ物は全部、食べ尽くし、姫次を後にした。

    12:05青根分岐に入り八丁坂の頭を目指す。

    12:15緒子一緒にきた人を見失い緒子で暫く待った。

    13:00小休止道標「釜立沢← →青根」
    下りはかなりきついコース、登りの時間は相当時間を見なければならないと思う。

    13:45舗装道路に出る。
    表示は姫次・蛭が岳の登山口になっている。下りて左に道を下る。途中、道標を見るまで青根まではかなり長い距離だと感じた。

    14:20道標に沿って町に出る。
    角の道標を右に曲がりくねった道を下る。町の中心街を過ぎて、又広い車道に出た所にバス停があり、前にミニスーパの店がある。

    14:46青野バス停
    月夜野発三ケ木バス停行きのバスに乗って帰途に着く。

    15:30三ケ木バス停に着く
    橋本駅行きに乗らず、相模湖駅経由で高尾駅京王線乗換え高幡不動に帰る。

    15:55相模湖駅着
    相模湖駅発15:59分の電車で高尾駅経由で帰宅する。

  9. 交通機関:
  10. 交通費:

  11. 宿泊料:
  12. 尊仏山荘一泊二食付き  ¥5.300  その他 飲み物 1ケ ¥300
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