先週のブナに続いて今週はカラマツの新緑です。 カラマツも高さ30メートル、直径1メートルに達し、整然とした樹林を形成します。多くの場所で一斉林を作って群生します。身近なところの奥多摩では、随所に見ることができますが、そのなかでも赤指尾根
(あかざすおね)がその代表的な群生地です。 その尾根は雲取山から伸びる石尾根の千本ツツジから留浦へと伸びる支尾根です。 この写真のカラマツの新緑は同じ石尾根をずっと下った三ノ木戸山から大沢の集落へとのびる十二天尾根でのそれです。 同じ新緑でありながら広葉樹と違って美しく纏まった姿がなんともいえません。
瓜田洋治
2002年5月1日
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