東北新幹線をくりこま高原駅で降り、そこからバスを2時間程乗り継いでいくと、温湯(ぬるゆ)温泉につきます。 そこから栗駒山までの長い道のりはまさにブナの森の登山道といえます。さらに奥の湯浜(ゆばま)温泉までは、車でいけばどうということはないのですが、もう何年も手入れされていなく、殆ど廃道になった森の中を3〜4時間ほど辿っていくと、ブナ、ミズナラ、トチノキ、カツラ、サワグルミなどの大木が広がり、静かに動かず無言で、それでいて暖かく迎えてくれます。 そんな深い森の入り口にこの白糸の滝が流れています。これから数回にわたって、この滝の四季を訪れてみたいと思います。先ずは新緑の流れをどうぞ。 瓜田洋治
2002年6月16日 |