No32  2002年10月4日
稚苗の秋

コシアブラとオオカメノキの秋
東北・栗駒山の山麓で
チングルマの秋

コシアブラは20〜30cmの長い葉柄を持ち5枚の葉を掌状に広げ、結構自己主張の強い木です。成長すると高木になり10〜20mの背丈になります。
たいするオオカメノキは別名ムシカリとも言い、初夏の山地に枝をいっぱいに広げて沢山の白い花で飾ります。低木なのでちょうどその花が目の高さと同じようなところにあり、誰にでも親しまれている木です。
そんな全く性格の異なる木なのに、稚苗がやっと林床から首を出し仲良く並んでほほえましい秋のひとときを見せてくれました。東北・栗駒山の山麓でした。
瓜田洋治
2002年10月4日
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