[ホーム] [大きい画像コーナー] [緑地ボランティア] [みどりのサロン]



真夏のミステリー

その2 開花時刻を探れ

このページは先週からの続きです。お急ぎでない方は、
(その1)からご覧なられますようお勧めいたします。



 
8月21日 17:26



 
19:32 中央の茎の向かって左上の上を向いてい
た蕾は、わずか2時間程の間に垂れ下がっていた




 最初は1日に1、2回見に行き写真に撮ってみた。その結果どうも午前中に

花がよく開いていることが多い。山渓ハンディ図鑑2『山に咲く花』によると

「夕方から朝方にかけて全開する」とある。8月21日夕方5時頃行ってみた

が全く開く気配はない。ほとんど暗くなった午後7時過ぎに、懐中電灯を持っ

てまた見に行き「何の変化もないな」なんて言いながら写真を1枚撮って、

帰ってその写真をよく見たところ、ひとつの蕾が少し動いていた。(写真上)

「やっぱり夜開くのかな」と思ったが、翌日の午前6時頃行ってみると、何と

その蕾はまだほとんど蕾の状態で、明るくなるにつれて開き始めてきた。(写真下)





22日 6:25 前の晩ほんの少し開きかかって
    いた蕾は、まだほとんどそのままだった


 
22日 10:00 日が昇って明るくなるにしたがって
花は開き始め、10時台に開花のピークを向かえた



 
22日 11:00 11時台にはもう半分閉じている




「やはり夜は開かないのかな……。」まさかテントを張って見張る訳にもゆかない。

それで苦労してやっと電線を山の上迄運び、一定の時間をおいて自動的に撮影の

できるデジタルカメラを設置した。液晶画面付のデジタルカメラは電池の消耗が

激しい為に、ACアダプターを使わないと長時間の撮影ができないからだ。杭を打

って三脚と傘も縛り付ける。


 



ところが設置した最初の日、夕方よりにわかに空は暗くなり、

 


雷が鳴って大雨が降り出した!

その3につづく


[ホーム] [大きい画像コーナー] [緑地ボランティア] [みどりのサロン]