自宅のパソコンがサーバーになっちゃったよ 
その2、3、4、5、6、7、8、



 2002年、この自宅サーバー開局は、全くのお遊び、物は試しの気持ちから始まった。いつもウェブ関係のお勉強にお邪魔しているケントウェブ(http://www.kent-web.com/)さんの解説コーナーに、「自宅マシンWWWサーバ化計画 (Windows編)」というものがあった。自宅の Windowsパソコンに、web サーバー機能を持たせ、Windows 用の Perl もインストールして、自宅パソコンで cgi を動かしたり、サーバーの send mail 機能のようなものまでつけてと、最近にわかに web 関係のことがらに興味を持ち始めたわたしにとっては、とても興味深い内容で、しかも使用ソフトは皆フリー(無料)のものであった。

 まずはフリーウェアで和製HTTPソフトの AN HTTPD(中田昭雄氏作成)と Active State のサイトより ActivePerl をダウンロードしてインストールしてみた。やり方はこれ以上やさしく書けないというほど分かりやすく解説されているので、わたしのようなど素人でも難なくできるのである。これで色々な cgi が自宅のパソコン内で表示され動き出した。「うっひょっひょ〜、これは楽しい」 ばかなわたしはひとりで書き込んで遊んでいた。



 それで満足し、しばらくの間はこのおもちゃで遊んでいたのであるが、だんだん余裕と欲が出てきて、cgi にパソコン内からメール発信機能を持たせることに挑戦しようと思った。ソフトはまたフリーのもの。Windows環境で実行できる電子メール送信ソフトウェアで、Mark Neal氏とPedro Mendes氏が作製した Blat15i を、川俣 晶氏が日本語化したというものだ。 ケント氏の解説の通り進めて行くと、あっという間に自宅パソコン内のメール送信 cgi から自分宛のメールが発信された。「お〜っ、これは簡単!」 と調子に乗り一気に自宅パソコンのサーバー化まで手を伸ばしたのである。






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