自宅のパソコンがサーバーになっちゃったよ 3 
その1、2、4、5、6、7、8、



 自宅のパソコンからインターネットへ接続すると、時として変わってしまうプロバイダーから割り振られたグローバルIPアドレス。そのIPアドレスが変化する度に対応してくれるダイナミックドメインネームシステムサービス(Dynamic DNS Services)をして下さる No-IP.com さんにも登録し、IPアドレスが変化した時に、このダイナミックドメインネームシステムサービスをして下さるサイトに新しいIPアドレスを報告して更新して下さる DiCE というソフトもインストールさせて頂いた。さあもうこれで自宅サーバーの開局か〜っと思って、大勢のネットのお仲間に「自宅のパソコンがサーバー化したようだ〜」なんてメールを送りまくってしまった。・・・が、今回ばかりは、そんな簡単に問屋が卸してくれなかった。(;;)


     


 ネットの植物のお仲間で、こういうことに大変お詳しく、すでに自宅パソコンにユニックス系のOS FreeBSD をインストールして自宅サーバーを開局されているとんびさんから色々とアドバイスを頂いた。また同じく植物のお仲間で鎌倉にお住まいの「謎の専業主婦」さんこと一人静(ひとりしずか)さんも、こういった事柄に通じておられ、今回色々と助言を頂いた。わたしのお遊びに付き合って下さった皆様、どうもありがとう〜。m(_ _)m

 おふたりの質問の中に、ルーターを使っていませんかというものがあった。ケントウェブさんによると、ルータ接続時にはまた特別な設定が必要である、と1ページを使って解説してある。そのページの冒頭に「・モデム接続、・ISDNによるターミナルアダプタ (TA) 経由の接続、・ブリッジタイプのルータ経由の接続の場合は問題ありません。」とあったので、すっかり自分はモデムを使っているのだから関係ないやという気持ちでいたのだ。しかしどうもだんだん調べてゆくと、我が家のACCA指定の富士通製ADSLモデムは、ルーターのような働きをしているらしいことが分かってきた。


 ケントさんのページに、関連サイトとしてリンクされた自宅サーバー構築関係サイトの方の中に、同じ富士通製ADSLモデムを使用されている方がおられたので、早速お邪魔して読ませて頂く。「還暦和泉の狸」さんのサイトである。どうもわたしの使用しているモデムは同じ種類でも古いタイプのようだ。だがプロバイダーのサポートページに、このモデムのファームウェアというものをバージョンアップできるようなことが書かれていた。「ふむふむファームウェアとな・・・。次々と新しい言葉が出てくるのじゃ。」 とにかく説明に従って、段階を踏んで2回ほどファームウェアをインストールし、一番新しいバージョンのモデムにと変身した。
 「うひょほ〜っ」 瓢箪から駒である。バージョンアップの解説にも書いてあったが、電話局から500mもない我が家では、このバージョンアップのお蔭でADSLのリンク速度が、下りで10メガbpsに近くになり実際に速くなったように感じられる。元々は8メガbpsの契約だから、ちと得をした心境である。まっ、とにかく「還暦和泉の狸」さんの使っているモデムと同じになった。これでとうとう自宅サーバーの開局である、かな?。(^^)






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