自宅のパソコンがサーバーになっちゃったよ 6 
その1、2、3、4、5、7、



 いやはや、それにしても何でスタティックIPマスカレード設定では、同じプライベートIPアドレスでポート番号を変えた設定をいくつか作ることができないのだろうか。富士通製ADSLモデムをファームアップした際に、その新しくなったモデムの使用説明書を PDF 形式でダウンロードした。その中から、必要と思われるページを印刷する。印刷にほぼ半日かかってしまい、結果結構な厚みの本になってしまった。そしてその解説書の挿絵に、同じプライベートIPアドレスでポート番号を変えて3個もスタティックIPマスカレード設定している例が載っていた。
 「なんだできるんじゃん?」。スタティックIPマスカレードの説明個所をよく読むと、プライベートIPアドレスと一緒にポートを設定してあげると、設定したポート番号を目指すアクセスは、そのポート番号とペアで設定されているプライベートIPアドレスのパソコンへと導かれるとあった。「これじゃん、この設定ができれば、WWWサーバへの通信はポート80番を通って自宅サーバへ、FTPサーバへの通信はポート20〜21番を通って同じ自宅サーバに導かれる訳だ。」
 前に何回かトライした時には、このようなダイアログボックスが出て、設定できなかった。ひょっとしたらできるのかなと思ってやってみた。「ふ〜む、できましたね。」それにしても何で今回はできたのだろう。不思議である。今までは、できなかったのに・・・。恐る恐る設定を保存し、モデムを再起動した。「むふふふふっ、何とかスムースに行っていますね。後はちゃんと機能してくれればいいのだが・・・。」


 さて、この設定が上手く機能するかどうか試すには、またまたFTPサーバのソフトをインストールしなければならない。というのも、前回インストールした Tiny FTP Daemon というFTPソフトは、インストール当初から少々の不安があったのだが、インストール後 Webページの開きが悪くなり、おしゃべりホームページがおしゃべりしなくなった。結局IEをアンインストールして4.0に戻し、MSのフリーダウンロードのページから、6.0へのアップグレード版を再インストールした。そうしたら、Webページの開く速さも元に戻り、おしゃべりホームページがまたおしゃべりを始めた。当然悪いけれど Tiny FTP Daemon はアンインストールしたのだ。「今時 Windows 95 をメインの対象としたソフトだなんて、しかもあの転送速度では・・・。」


 今回は WAR FTP Daemon である。それにしても何で FTP ソフトには Daemon という名がついているのであろうか。デーモンという言葉の響きから、どちらかというと悪魔的なイメージを持ってしまうが、辞書を引いてみると、悪魔の方は Demon で、Daemon は守護神といった意味らしい。a があるかないかでえらい違いである。
http://www.jgaa.com/
のサイトへ行って、画面上のリンクの中から、Download をクリックし、出てきたページの右上にある Top 10 Downloads の中から War FTP Daemon 1.67b05 をクリックする。いくつかのバージョンがあるが、この 1.67b05 にしないと折角最近無料配布されるようになった日本語化パッチが使えない。日本語化パッチの方は、こちらの Vector さんのサイトからダウンロードできる。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/net/se236695.html
この日本語化パッチは、ハンドルネーム Phon☆Sugar さんという方が作られたものだ。





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