最近地方自治体のホームページなどで charset=utf-8 で作られたものが増えてきているように感じる。新しいパソコン、WindowsXP などでは何の問題もなく表示されるのですが、古い Me でも SE でもない頃の word98 を使っている Windows98 などでは文字化けして読めない。
わたしの住んでいる市のホームページも最近リニューアルして charset=utf-8 で作られたサイトになった。そのスタイルシートには、
font-family: "ヒラギノ角ゴ Pro W3","Hiragino Kaku Gothic Pro",
"Osaka","Geneva","Monaco","Georgia","Times New Roman",
"Helvetica","MS Pゴシック",sans-serif;
と指定してある。わたしの古い Windows98 では見事に文字化けして読めない。
しかし同じ charset=utf-8 で作られている自宅サーバの解説サイトで有名な "「鷹の巣」の自宅サーバー" さんはちゃんと読める。そのスタイルシートは、
font-family: 'MS Pゴシック', Osaka, sans-serif, 'MS UI Gothic'; だ。
どうも "ヒラギノ角ゴ Pro W3","Hiragino Kaku Gothic Pro" 辺りの指定が関係しているのではないか。試しに charset=utf-8 の html ファイルを作って、スタイルシートにこのフォントだけ抜かして指定すると、charset=utf-8 で作った html ファイルでも文字化けは起こらない。しかし、この書体はフリーでは配布されていないので、購入しないとインストールできない。
わたしの家にも WindowsXP はある。それで C:\windows\font の中を比べてみた。色々あるフォントの中で、XP の方だけにある Arial Unicode MS というフォントが目に止まった。『はは?ん、Unicode ね。これいいかも。(^^;)』と思ってコピーし、 Windows98 の C:\windows\font にペーストしてみた。
あははははは、上手く行きました。見事に文字化けが解消しました。お悩みの方、お試しあれ。(^^;)