10月8日の木曜日に呼んでくださったお客様は、DELL Inspiron 15 5100 という業務用のノートパソコンをお使いです。突然 Windows BitLockerドライブ暗号化 がかかってしまい、パソコンを起動することすらできなくなってしまったとのこと。お伺いして症状を見せていただき、そのパソコンを使っていらっしゃる89歳のおばあちゃんに「息子さんがもしこのパソコン使用者のマイクロソフトアカウントで、マイクロソフトのユーザー情報のページにサインインできたら、BitLocker の解除コードを調べることができます。」と説明し、その説明を息子さん宛にメモとして残して帰宅しました。その夜息子さんからお電話で、「既にいろいろ試したけれど、だめなのでよろしくお願いします。」とご連絡がありました。「それでは新しいSSDを入れて、Windows10 をクリーンインストールし、オフィスを新たにインストールします。」ということで了解を得ました。
翌日雨の中パソコンをお預かりして来ました。まずハードディスクを取り出し、用意したシリコンパワー 256GB SSD SP256GBSS3A55S25 を装着したいのですが、裏蓋がネジを全て外しても取れません。ネットでこのパソコンのハードディスク交換された方の サイト を見ますと、キーボードを外して出てきたパネル5箇所のネジを外し、キーボード、マウスパットに接続するコネクターを外します。この5箇所のネジが、裏蓋に繋がっているようです。これで裏蓋が外せます。
後はハードディスクを取り出し、そこに SSD を装着します。その後ネット上の マイクロソフト Windows 10 ダウンロード のページで作ったクリーンインストール用のUSBメモリを装着してパソコンを起動すれば Windows 10 のクリーンインストールが始まります。インストールにはさほど時間はかかりません。インストール後、新たに作成したおばあちゃんのマイクロソフトアカウントで初期設定をし、オフィスソフトをインストールしてお届けです。これらの作業はトラブルなど一切なくスムースに完了しました。
本日お届けして来ました。89歳のおばあちゃんですが、もう少しパソコン教室に通ったり、パソコンで何かを調べたりしたいそうです。