忘れ物防止タグ キーファインダー
何年か前に車のキーをなくしそうになり、Nut mini という忘れ物防止タグなるものを買ってみました。一年ほど使ったものの、その後使わなくなりほったらかしていました。Nutという会社の製品なのですが、アプリが最近とても良くなり、また使うようになりました。
忘れ物防止タグの仕組みは、スマホと忘れ物防止タグがBluetoothで常時接続されていて、その接続が切れるとアラームでお知らせをするという仕組みです。Bluetoothの接続距離は一般的に10~100mと言われていて、わたしの環境下では忘れ物防止タグを家に置いてスマホだけ持って外出すると、家から50mほど離れた地点でスマホのアラームが鳴り出します。電池は薄いボタン電池が入っていて、8ヶ月から1年ほど持ちます。
最近忘れ物防止タグなる製品に興味を持ち、いくつかの製品を手に入れて試してみたのですが、このスマホと忘れ物防止タグのBluetooth接続が切れた時のお知らせをスマホからの警告音でしてくれるものと、スマホの画面上のお知らせとしてしてくれるものがあります。スマホを頻繁にチェックすることのない人にとっては、警告音で知らせてくれる製品の方が良いことは、言うまでもありません。
Nutという会社の忘れ物防止タグは、Nut-Smart Trackerというアプリで使うと、スマホにけっこうな音量の警告音で知らせてくれるので忘れ物防止にはとても有効だと思います。その時点でBluetooth接続が切れた場所、つまり置き忘れた場所も分かるのでそこに戻れば高い確率で置き忘れたものを回収できます。
後で気がついたのですが、MAMORIO製品もAndroid端末の場合、設定→アプリ→すべてのアプリ→MAMORIO と開いて通知→置き忘れ通知をタップし、通知を表示をONにして音をタップし、設定で自分の選択した音を鳴らせることが分かりました。
残念ながらAppleのAirTagはスマホの画面上のお知らせのみで警告音は鳴らないので、置き忘れしても直ぐに気がつかない場合もあり、気がついた時点で置き忘れした場所に戻っても回収できる確率は低くなるかと思います。(この件に関しては、前述のMAMORIOのように設定で警告音を鳴らせるかもしれません。ご存知の方がおられましたら、コメントよろしくお願いいたします。)ただAirTagは、iPhoneユーザーのネットワークを利用してその後の移動先を追跡できる点は非常に便利かと思います。MAMORIOの場合もMAMORIOユーザーのネットワークを利用してその後の移動先を追跡できる機能はあるのですが、MAMORIOユーザー自体が多くないので、この機能に期待することはあまりできないかと思います。
また、MAMORIOは独自にJR東日本と提携し、MAMORIO SPOTという専用アンテナを設置した駅に紛失物が届けられると持ち主のスマートホンに連絡が行くサービスを2019年2月18日より開始しています。
パソコン・スマホ教室の生徒さんから、忘れ物防止タグを使ってみたいとのご要望がありましたので、Nut Find3 という製品を紹介いたしました。AmazonでNut Find3 4個入セットを購入し。ました。4人で分ければ1人1個 1,250円になります。こちらの忘れ物防止タグは、CR2032 というちょっと厚みのあるボタン電池を使用します。購入時に電池はついていますが、百均で2個100円で販売されています。
Nut Space という会社のNut、Nutale 製品の対応アプリは下記の2つがあります
右の Nut-Smart Tracker というアプリがこの会社設立時からあるアプリです。使ってみると、古くからあるNut-Smart Tracker の方が分かりやすくよくできていて使いやすいです。Findingthing-Smart Finder がその製品のアプリとなっている場合でも、両方のアプリが使える場合は、Nut-Smart Tracker をおすすめします。
Nut-Smart Trackerアプリの設定
警告モードをタップしてONにし、下図右側のように設定すると良いでしょう。