Windows11 バージョン25H2 へのアップデート

Windows11 25H2
Windows11 バージョン25H2 が9月頃からか降り始めて来ました。Windows11の必要要件を満たしているパソコンであれば、通常の Windows アップデートと一緒に自動更新で降って来るので、なんかいつもの更新より大きいなと思っていたら、いつの間にか Windows11 バージョン25H2 になっていたという人も多いのではと想像します。

問題は Windows11 の必要要件を満たしていないパソコンも、一度 。Windows11 にアップデートしておけば自動的に Windows アップデートで Windows11 25H2 にアップデートされるのかというところなんですが、どうも自動では降ってこないようです。

となったら Windows10 から Windows11 にアップデートしたときと同じように、Windows11 25H2 をインストールするための ISO ファイルをダウンロードし、インストールパソコンにマウントしてコマンドプロンプトで setup /product server のコマンドを打ち込んでインストールする方法が使えるのではということで試したところ無事 25H2 へのアップデート完了。ただしこの方法だと1時間から3時間くらい(ハードディスクのパソコンだと2時間以上)かかりますが、下記動画で説明されている方法で行うと5分もあればすべて完了するとのこと。実際に試してみましたら、本当に5分ほどで 25H2 になりました。

Windows 11 にアップデートできる必要要件

1.CPUの世代がIntelだと第8世代以降か?
インテルの第8世代CPUは、2017年11月に発売されましたので、この時期以前に買われたパソコンは第7世代以前のパソコンになります

2.BIOSモードがレガシ か UEFI か?
ファイル名を指定して実行で、msinfo32 と入力してOKをクリックすると、システム情報が表示され、その中のBIOSモードの項目を見ると分かります。
ハードディスクが古い MBR(マスターブートレコード)という形式のパソコンは、BIOS がレガシモードでセキュアブートに対応していません。一方ハードディスクが GPT(GUIDパーティションテーブル)形式のパソコンは、BIOS に変わって UEFI になっていてセキュアブートに対応しています


3.セキュアブートが有効になっているか?
GPT 形式であれば、セキュアブートも有効になります
ファイル名を指定して実行で、msinfo32 と入力してOKをクリックすると、システム情報 が表示され、その中のセキュアブートの状態の項目を見ると分かります。


4.TPM2.0があるか?
最近話題のパスキーを収納するための金庫機能があるかということです
ファイル名を指定して実行で、tpm.msc と入力してOKをクリックすると、コンピューターのトラステッドプラットフォームモジュール(TPM)の管理 が表示され、TPM があるのか無いのか、ある場合のバージョン情報が分かります。


この4つの要件が Windows11 にアップデートするための必要要件です。この4つを満たしていない場合、Windowsアップデートの画面から Windows 11 へのアップデートはできません。また、この必要要件をスルーさせて Windows11 にアップデートしたパソコンの場合、24H2 の状態から自動更新で 25H2 にアップデートされることもありません。