我が家のベランダ猫(ベランダで飼っている)サルちゃんは雌猫。 4月の初め、そこへ手負いの雄の野良猫が迷い込んできた。 大分激しく争ったらしく、傷も痛々しかった。 サルちゃん興味津々。(^^) |
傷もだんだん癒えてきた。ただ食べるものがないらしく、夜な夜な「はぅ?、はぅ?」といった人間のような声を出して唸り歩いている。結局は我が家のベランダ猫サルちゃんのおこぼれで、細々と命を繋いでいるのだが…。
前回行ってからそう日にちが経っていないので、新しい花は見られないのではと思って行ったらとんでもなかった。ラショウモンカズラ、フデリンドウなど色々見つけた。
しかし、きょうはおば?ちゃんのホームヘルパーさんが帰られる前に帰宅せねばならないので、12時頃には車に乗らないといけない。その上三脚を忘れて来てしまった。戦意喪失である。しかたがないので、デジカメの感度をISO400にし、絞りも開け気味にして撮った。
ニリンソウとの画像は難しいです。露出が違うので、あちらを立てるとこちらが立たず、こちらを立てるとあちらが立たずです。(^^;)
名前の由来には、京都の羅生門で渡辺綱が、鬼退治をした時に切り落とした鬼の腕に見立てたという説や、羅城門(現在の京都市南区羅城門)付近に多く生息していたからなどの説があるそうです。
川中みゆきの歌に二輪草というのがありますが、これがそのニリンソウです。日野市内では、市役所東側の崖下にある神明社の周りに見事に群生しています。南平丘陵公園にも見られますが、公園ができる前は今以上に群生していたと聞いています。造成工事で大分失われたらしいです。また、わたしが最近通っている高尾山でもたくさん見られます。通常ひとつの茎にふたつの花をつけます。下の画像もよく見ると、咲いている花の下に、これから伸びるであろう蕾が見えます。それに対して画像向かって右端のイチリンソウは、ひとつの茎に通常ひとつの花をつけます。大きさがニリンソウよりも少し大き目です。花期はどちらも4月で、同じような時期に咲きます。(画像をクリックすると大きくなります。)
思い出せばこの公園にはずいぶんと通ったものだった。スライドフィルムを使っていた時代の多くの写真は、ここで撮ったもの。この公園で日野の自然を守る会の片岡さん、播本さんと出会い、市内の色々な珍しい花の生息場所を教えて頂いた。そして毎月この公園では観察会が催されていた。初めの内は一般参加者として参加し、終わりの方では案内係りとして参加していた。観察会の日に、公園内の木で首吊り自殺をした人がみつかったこともあった。前日の夜遅く入り込んで首を吊られたらしい。間もなく鑑識の人が何人か来ていた。
そんな暗い出来事もあったが、大方は楽しい観察会ばかり。初夏に近くの田んぼに皆で植えて、秋に収穫したもち米を使って12月にこの公園で餅つき大会をしたこともあった。
この公園と南平高校の間の道をもっと奥に行くと、毎年この時期にネコノメソウがたくさん咲く場所がある。今年も咲いていた。
そしてちょうど南平高校の前にある南平丘陵公園の入り口付近には、ヤマルリソウもたくさん咲く。ありました、今年も元気に咲いていましたよ。
こういった数少ない花は、いつまでも咲いていて欲しい。みんなが大事にして欲しい。
市の施設で行っているHPの作り方教室の募集広告をいつも市の広報に載せて頂いているのですが、2月末の市報掲載の締め切りがいつもより早く、うっかり締切日に間に合わなかった。それで4月の生徒募集はインターネットページのみだったが、やはり人数が集まらなかったので、止む無く4月の教室を中止にした。それで今週もおば?ちゃんのホームヘルパーさんが来て下さっている間に、高尾山に花の撮影に出かけた。きょうのターゲットはハナネコノメ。しかしきょうは探せど探せど見つけることはできなかった。沢沿いにはヨゴレネコノメが満開。時々ミヤマネコノメも見られる。すれ違ったご夫婦に尋ねると、もっと下流の方にあったが、花はもう終わりの頃で、赤い雄しべはなかったと口々に言っておられた。『そうか?、ハナネコノメの花期は早いのだ』家に帰ってネットで調べてみると、3月上旬から下旬にかけて咲くとあった。4月に入ってからでは遅いのだ。とりあえずきょう撮ったヨゴレネコノメの画像を載せます。