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CANON PIXUS IP9910 A3ノビまで印刷できます 特に予定はなかったのですが、プリンターの電源が入らなくなってしまったとのサポートのご依頼が。午前中 Amazon からの商品が来る予定だったので、午後1時にお伺いすることにしていただきました。お伺いしてみると、とても大きなプリンターです。キャノンの PIXUS IP9910 というA3ノビまで印刷できる大型プリンター。2005年2月24日に発売された機種なので、いつ買われたのかは分かりませんが、かれこれ4年ほど使われているのではないでしょうか。コンセントを調べ、プリンターと電源コードの接続を確認しましたが問題はないようです。原因はプリンター内にある電源ユニットの故障か、中の配線分部に断線があるか辺りですね。キャノンのサポートに電話してみました。普通メーカーに電話すると、テープの案内が流れ、番号を押したりして20分ほどかかってやっと生の人間が出るというケースがありますが、きょうは直ぐに生の男性が…、助かりますね。中に電気が帯電していることがあるので、全てのケーブルを外して5分待ち、もう一度繋いでスイッチを入れてみてくださいと。それでもだめですと故障ですので、修理の流れをご説明しますと。キャノンの方で引き取りに来てくれて、修理完了後は宅急便で送ってくださるとのこと。修理代金は9,450円で、送料が1,575円。合計11,025円となりますとのことでした。もう一律幾らと決まっているようですね。今でもA3ノビまで印刷できるプリンターは2万円以上ださないと買えないで、それを買うと思ったら安くすみますが、今度はA4の複合機を買われたいとのことですので、修理には出さずに新しいのを購入することにしました。ちょっと気になったので、お預かりして家に持ち帰りましたが、家の使える電源コードと差し替えてもだめだったので、電源コードは白ですね。やはり内部の故障でしょう。ネット検索したら、こんな書き込みがありました。
http://tusinbo.okwave.jp/qa5108420.html より抜粋
プリンタで電源が入らないという場合、電源ユニットよりはメインの基板の故障の確率が高いはずです。機械抵抗が大きくなると(早い話が油切れ)、モーターに負荷がかかり過電流となったり、ヘッド関係で絶縁が悪くなったりすると駆動用の電流が制御回路に流れ込み、やはり過電流と認識して基板上のヒューズ抵抗などが溶断して火災を防ぐようになっています。一般的なガラス管ヒューズではなく、基板上に直付けしている小さなチップで、人間の手では交換が出来ない場合が多いです。また、部品も専用で調達している可能性があり、市販はされていないはず。結局、あきらめざるを得ないでしょう。 余計なことかも知れませんけど、これだけ低価格化が進んでしまうと、メーカーも使い捨てを前提とした感じになってきています。修理の用意をして待っていても、修理に出さず買い替える人が多くなったからです。したがって、今後はサポート期間(これは国の指導で一定の期間はありますけど)が終わったら、即修理不可となっていくと思われます。実際に始まっている商品も多くあります。
道理で買って5年以上経ったプリンターをエプソンに直接持ち込んだら、この機種はもう部品がないので修理できませんと言われたとパソコン教室の生徒さんが言っていました。
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