最近のNASは、ある意味コンピューターである。NASで使えるアプリが充実してきたので。写真、映像、音楽などのマルチメディアサーバーとして使える。しかし、ほとんどのNASがLinuxベースであるから、中のハードディスクなどを抜き出してWindowsパソコンに直接接続しても読み取ることはできない。ハードディスクが壊れてなくても、NAS自体が壊れた場合を考えると、バックアップには向いてないと思う。
ずいぶん昔にraid1を組んだパソコンを個人で使ってる方がいらっしゃいました。そのハードディスクが壊れ、修理を頼まれたのですが、手が付けられませんでした。結局、raid1の設定を外し、Windowsをクリーンインストールしてraid無しの普通のパソコンとして使えるようにしました。
また、QNAPのハードディスク2個装着できるタイプのNAS でraid1を使っていた事務所では、ミラーリング元でなく、ミラーリング先のハードディスクが壊れてしまいました。何のためのミラーリングだったのかと思ってしまいます。その事務所には、ハードディスク一つのタイプのNASを2個導入し、一つを事務所のファイルサーバーとして使い、もう一つをそのファイルサーバーのバックアップ用として設置しました。バックアップ用のNASは、夜中の2時に、前の日のデータから変化したファイルのみをチェックしてミラーリングするように設定してあります。



コメント