紙袋

わたしの住んでいるところは、昔日野自動車の社宅でした。建てられたのは昭和15年頃だと聞いています。そこが戦後社員に売られ、一般の日野自動車に関係のない人もそれを買って住むようになりました。昭和30年前後は、日野市内でも日野台というところは商店も多く、それはそれは活気のあるところでした。それが多摩平に団地が出来、近くの八王子市高倉町周辺に駐車場付の大きなスーパーなどが出来てきて、今では残っているお店は数えるばかりです。

その中に石川さんという八百屋さんがあるのですが、子供の頃はお店の中に木が生えていていました。それは今でも鮮明に記憶の中に残っています。この八百屋さんは野菜だけでなく色々な食品、特に昨年春頃より斜め前の魚亀さんという魚屋さんのご主人が、具合を悪くされて店を閉めているもんで、魚まで置いています。他には花やお菓子、卵に牛乳などなど。それでけっこうお客さんも多いのですが、きょうおば~ちゃんと行ってみかんを買ったら、写真のような紙袋に入れてくれました。今時このような紙袋に入れてくれるお店も少ないですよね。もちろんこれをまたレジ袋に入れてくれたのですが、何となく懐かしい感じがしました。 m(^^)m

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