晴れ 後 曇り |
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天気が良かったので、散歩に出なくてはと。午後多摩平を1時間半ほど歩きました。多摩平の紅葉は、ソメイヨシノ、ケヤキ、イチョウの順。イチョウはまだ先と思っていましたが、団地の中は真っ黄色になった木が何本もありました。第2中学校南側の団地がちょっと前に完成し、中を散歩できます。ここは中学生の時に、新聞配達のアルバイトをした場所でもあります。別にお金に困っていた訳ではないのですが、同級生でやっている子がいて、影響されたのかも知れません。もらったお金で、ビートルズのLPを買ったのを良く覚えています。
第2中学校東側には木のある遊歩道があり、ここにはイチョウの他にプラタナス、ハリギリ、ホオノキなどもあります。プラタナス、ハリギリ、ホオノキも紅葉して落葉していました。特にホオノキは、落ちた葉が皆裏側が上になるのが特徴です。日野台教会前の並木はユリノキの並木です。別名ハンテンボクという名で、葉っぱの形がTシャツのようです。葉はイチョウと同じように真っ黄色になり、とても綺麗です。日野台教会の横には、日野台幼稚園があります。実はわたしはここの卒園者です。ただわたしがいた頃は、日野台保育園でした。保育園児だった自分よりも大きな積み木があり、それで家なんかを作って遊んだことを良く覚えています。
この並木には、シナノキやテウチクルミの木も混ざっています。日本に自生するクルミ科の木は、サワグルミ、ノグルミ、オニグルミなど。いわゆるクルミの実のような実がなるのはオニグルミだけ。シナノキは、ボダイジュの仲間で、種が特徴的です。左写真のように種子の上に1枚葉が残り、これが回転してヘリコプターのように落下します。その間に風が吹けば、より遠くに種が飛ぶという仕組みです。ケヤキ、カエデ、アオギリの種子も皆似たような仕組みです。秋は上を向いて紅葉を楽しむのもいいですが、下を向いてこのような種子や落ち葉を観察するのも面白いですよ。
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