Windows と FreeBSD

パソコンというと、今あまりにも Windows が有名になってしまったのでパソコン = Windows といった感もあります。しかし少数派ではありながら、マックや、Linux、FreeBSD、netBSD などなどの Unix 系の OS もありまして、わたしは昨年末より、この中の FreeBSD による日常使えるパソコン( GUI 環境を持ったPC)作りにはまっています。で、ここでちょっと Windows と FreeBSD を比較してみました。

  1. OS のごく基本的な部分のインストールに関しては、両者のインストール時の容量に大差はないものの、FreeBSD の場合 GUI 環境を作るプログラムまでインストールすると1GB前後あるいはそれ以上になってしまう。(特に gnome2 なんぞを入れると、4GB 近くにもなってしまう。)Windows の場合は 500MB 前後。でも XP だと同じ位になるかな。
  2. FreeBSD の場合、日本語環境の整備にもけっこう手間と情報を要する。
  3. FreeBSD の場合 CD で音楽を鳴らすことは簡単にできるが、ブラウザで midi ファイルを鳴らしたりするプラグインの設定が結構難しい。(分かりやすい情報サイトがあれば簡単なんでしょうが、わたしは未だにできないでいます。(^^;))
  4. ネットサーフィン、メールの閲覧。画像処理などに関しては、Windows にひけをとらないが、FreeBSD では word そのものは使えない。マックで word が使えることからも word の一般化、word の必要性が伺える。多くのケースで文章が word でやり取りされていて、標準語のようになってしまっているのですね。(OpenOffice で何とかならないことも無いですが...。(^^;))
  5. FreeBSD の唯一の優れた点は、無料であることです。

まっ、Windows に関しては、相当の人員と財力をもって開発さされた OS ですから、やはり優れていると言わざるを得ないでしょう。しかし、ことサーバ用のコンピュータ作りとなると、俄然 EreeBSD の方が優れているのではないでしょうか。サーバ管理に GUI 環境は必要なく、かえってリモートで管理するケースを考えると、GUI でない方がいいのです。

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