母の手術は、入院して丁度一週間後に行われました。『観血的整復固定術』と呼ばれるもので、ネット検索で『大腿骨頚部骨折』や『観血的整復固定術』の語句で検索しましたら、色々と情報を仕入れることができました。
参考になったサイト
https://www.kuriyama-hp.jp/depart/orthopedic_faq03.html
大腿骨頚部は、先端の丸い部分が関節包というもので包まれているそうなのですが、この関節包の内にあるか外にあるかにより、内側骨折と外側骨折に分けられるそうです。
内側の骨折は、血の巡りが悪くなるなどのいくつかの理由により、折れてしまうと非常にくっつきにくく、折れた先が壊死したりもするので、人工骨に置き換えるケースが多いとのことです。
幸い母は外側骨折でしたので、今ある折れた先端部分の骨を固定して利用できました。とはいっても、すねの骨に銅線を通し、その先に5キロの重りをぶら下げて一週間ずれた骨の矯正をしました。
また手術は全身麻酔でしたので、高齢かつ心臓の障害者でもある母に耐えられるかなとも心配しましたが、手術開始2時間半後には、若い外科の先生の「○○さん上手く行きました」とのにこやかな声を聞くことができました。
先生に手術の説明を受けている時に、母は内側骨折なのか外側骨折なのかを尋ねましたら、よく調べられましたねと褒められました。(^^;)
下の画像は、先生から頂いた術後のレントゲン写真です。右の画像には分かりやすいよう骨折した箇所に線を入れてみました。
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