映画 FIREWALL を観て

晴れ
映画 FIREWALL のラストシーン
 昨晩はゆっくりと、ハリソン・フォード主演の映画『FIREWALL』を観ました。ハリソン・フォード演じるジャック・スタンフィールドは、シアトルにあるランドロック・パシフィック銀行のセキュリティー・システムの構築者。しかし、その彼に目をつけたビル・コックス(ポール・ベタニー『ウィンブルドン』『ダ・ヴィンチ・コード』に出演)率いる強盗グループが、彼の家族を人質にとって、彼自身に自分の作ったセキュリティー・システムを破らせ、1億ドルを盗もうとする。監督は『ウィンブルドン』でもポール・ベタニーと組んだリチャード・ロンクレイン。2006年に作られたワーナーの映画です。今年の(2009年)5月24日に、テレビ朝日の『日曜洋画劇場』でやったのを観て、いつかじっくり観たいと思っていました。Vista が発売されたのが2007年の1月末なので、この映画に出てくるパソコンは全て XP です。ネット上にも、この映画に対する様々な感想が載っています。その中で、この映画のおかしい点が色々指摘されています。もちろんフィクションでありますから、おかしな点があって当たり前なので、それはそれで良いと思うのですが、わたしの一番気になった点は、パソコンの立ち上がりの速さです。映画の後半は、首にした秘書のジャネット・ストーン(メアリー・リン・ライスカブ)のノート・パソコンを使って色々なことをやるのですが、このノート・パソコンは開くと直ぐに立ち上がりますし、街中のどこでもインターネットに接続できます。しかもバッテリー駆動で何時間も起動し続けます。まぁ、これは今の日本のパソコンやネット環境ではできないことですね。しかしこの映画は、ある意味パソコン、携帯電話、GPSなどの近年目覚しい発展を遂げたIT機器や機能を主役にしているのかな、と思いつつ観ていました。また、そういったIT機器とは別に、家族を守ろうとする父親の奮闘にも感動させられる映画です。何はともあれ、面白いです。