笑顔が見たくて

それはいよいよ qmail サーバができあがってテストしている時に、自宅メールサーバのメールアカウントを自宅ウェブサーバ（ウェブサーバは sendmail。CGI で sendmail 機能だけが使えるようにしてあります）のメール送信 CGI から cc にて送信してみたことから始まった。送信先に指定した、わたしが利用している ISP のメールアカウントにはいつも通り問題なく送信できたが、自宅メールサーバのメールアカウントへのメールはいつまで経っても送信されないらしく、/var/log の maillog に、
Nov 22 14:52:00 ryokucchi sm-mta[11588]: iAM5ofG2011583: to=, ctladdr= (65534/65534), delay=00:01:18, xdelay=00:01:16, mailer=esmtp, pri=60553, relay=mail.ryos.info. [218.212.33.226], dsn=4.0.0, stat=Deferred: Operation timed out with mail.ryos.info.
とログされていた。

これは始め５分間隔位で繰り返され、後に30分おきに延々と繰り返されだした。『いや?、困ったな。どうにかとめられないものか』
ログの中にある "Operation timed out" という語句をネットで検索してみたけれど、これといったサイトは検索できない。要するに送信できずに、いつまでも自宅ウェブサーバ機内に残っているらしい。ということは、メールサーバ構築時に LAN 内のクライアント Windows 機の outlook に設定した時に、
受信メール(POP3) ryos.info
送信メール(SMTP) ryos.info
としたら、全く送信できず
受信メール(POP3) 192.168.0.*
送信メール(SMTP) 192.168.0.*
としたら直ぐに送信できたことと同じ原因ではないかと思った。
つまり cc に指定したメールアドレスが、**@ryos.info だったからではと。もしかしたら **@192.168.0.* としたらすんなり送信されたかもしれない。

で結局ネットの検索であるサイトを発見することができた。
http://warp.syns.net/2/1/
このページの一番下に、
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Sendmail基本環境
Sendmailはmbox形式ですので、メールはファイル形式で保存されます。メールを確認する場合はmailコマンドを実行してください。一覧する場合はmailxコマンドを実行してください。キューを確認する場合はmailqコマンドを実行してください。基本的な設定は以下にまとめました。

受信メールの確認 /bin/mail
受信メールの一覧 /bin/mailx
メールの送信操作 /usr/lib/sendmail
ログファイルの場所 /var/log/syslog
送信未完メールキューの保存場所 /var/spool/mqueue/
キューの内容確認 /usr/lib/sendmail -bp ; mailq
送信未完メールの再処理 /usr/lib/sendmail -q
aliasファイルの場所 /etc/aliases
aliasファイルの更新操作 /usr/lib/sendmail -bi ; newaliases
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※ サイトの作者はプロフィールらしき情報はなく、『Site Master : sconv』 とだけあって連絡用のメールアドレスがあるだけで、どこの誰だか全く分かりません。

メールキュー（mailq）という言葉も初めて知りました。メールキューとは取り込まれたメールを管理する場所だそうです。この定義からいうと、上の『送信未完メールキューの保存場所』と『キューの内容確認』という書き方はそれぞれ『送信未完メールの保存場所』『送信未完メールのメールキュー』とか『メールキューのメールの内容確認』とした方がいいのかもしれませんね。(^^;)

いずれにしても自宅ウェブサーバの /var/spool/mqueue/ に送信未完メールがあるということだ。早速 /usr/lib/sendmail -bp ; mailq と打って見ると、メール送信 CGI から cc にて送信メールに間違いない内容だ。で、/var/spool/mqueue/ を実際に見てみると、ありましたありました。m(^^)m

ログインして root になって削除しました。あ?よかった。(^^;) m(^^)m