THE FRENCH CONNECTION

 今週の火・水曜日に、テレビ東京の午後のシネマでフレンチ・コネクションとフレンチ・コネクション2を放映していました。

フレンチ・コネクション ( THE FRENCH CONNECTION )
1971年 監督 ウィリアム・フリードキン
フレンチ・コネクション2 ( FRENCH CONNECTION Ⅱ )
1975年 監督 ジョン・フランケンハイマー
フレンチ・コネクションとフレンチ・コネクション 2 のセット

 言わずと知れたジーン・ハックマンの、主演代表作のひとつですね。第1作目が公開されたのは、わたしがアニメの専門学校に行っている頃でした。父と兄がえらく気に入っていたのを記憶しています。第2作目はその4年後、わたしが上北沢の京王フォートさんにお世話になっていた頃です。忘れもしません、父が小学校の先生をしていたのですが、退職間近の夏休みにヨーロッパ旅行に行くことになり、わたしをお供に連れて行ってくれました。 その時、おフランスはパリの映画館で上映されていまして、街のあちこちにフレンチ・コネクション2の大きな看板が立てられていましたのでよく覚えています。 ちなみにロンドンでは、ロジャーダントリーのトミーの看板が空港からの道に立てられていました。

 今回午後はおば~ちゃんのお見舞いに行かねばならないので、1作目を途中までしか見ることはできなかったのですが、流石歴史に残る名作ですね。ちょっと見ただけでも唸りました。ジーン・ハックマン扮するポパイ刑事がフランスの殺し屋に狙撃されるシーンでも、ビルの陰から犯人を追うポパイ刑事がビルの窓の下を通ると、窓の中には可愛い小さな子供がふたりにこにこしている。凄いです。命を狙われている緊張したシーンの中に、ほのぼのしたシーンを織り込む。それが全然不自然でない。平和な日常に中に、犯罪者のしていることがいかに異常で暴力的かということが浮き彫りになってくる。

 犯人追跡のためにポパイ刑事から車を取られた一般人。
「When am I gonna get back?(いつ返してくれます。あのね、ちょっと!)」
「For Christ's sake!(冗談じゃないよっ!)」
と嘆くさまなど日常がしっかり描かれていて、その中にアクションが上手く織り込まれている。何度も書きますが、本当に凄いですね。



追記(2007.2.25) いや~、ついまた見たくなって、amazon で DVD の2枚組を購入してしまいました。1980円と安かったですし、届くのも早かったです。注文して2日目に届きました。(^^;)
それにしても amazon の在庫状況 : 2点在庫あり。ご注文はお早めに。おいおい、ぼくの注文前と注文後と同じ説明じゃん。(^^;)

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