ハードディスクが異常状態!

11月に入って、急にパソコンサポートのご依頼が殺到しています。いつもお世話になっています シニアネット関係以外の方たちからも電話で ご依頼があります。新型コロナウイルスが明けて社会が動き出した? このまま新型コロナウイルスの感染者が減り続けると良いのですが...

本日はシニアネットの生徒さんで、イオンモール多摩平の森近くにお住まいの方。日立の1TBのハードディスクを内蔵したヒューレット・パッカードのノートパソコン Pavilion をお使いなんですが、パソコン起動時にスマートエラーとかの表示が出てパソコンが立ち上がらないとのこと。お伺いして拝見すると、エンターキーで continue とあり、エンターキー叩くとなんとか起動。持っていたUSBメモリの中に CrystalDiskInfo のインストールファイルがあったので、CrystalDiskInfo をインストールしてチェックすると、代替処理済のセクタ数がたくさんあり、健康状態を示すアイコンが異常となって真っ赤でした。時々健康状態注意で黄色いアイコンは目にしますが、真っ赤なのを見たのは久しぶりです!

お預かりして、1TBのSSDと交換することになりました。最近ハードディスクをSSDに交換するご依頼が多く、家に500GBと1TGの crucial のSSDを何個か在庫しているので、作業は帰宅後直ぐにできました。HP の Pavilion なんですが、裏が1枚板で、ネジをすべて外したものの、容易にハードディスクが取り出せません。腕時計の裏板を外す器具を使ってなんとか隙間を作り、隙間に物を挟みつつなんとか取り出しました。後は玄人志向の KURO-DACHI/CLONE/U3 という製品にセットしてクローンコピーするだけです。ただ、健康状態が異常だったので多分コピーはできないだろうと思っていた通り開始から2、3分でエラーになって止まりました。でもこれはある意味助かりました。4時間ほどかかる作業なので、3時間後とかに止まるよりいいからです。

しかたがないのでまっさらなSSDをノートパソコンに装着し、Windows 10 のインストールUSBから起動して Windows 10 のクリーンインストールをしました。これはあっけないほど短時間で終わりました。お客さまに電話でマイクロソフトのアカウント情報をお尋ねしたところ、幸い正しい情報が得られましたので初期設定もなんなく終了。そのままマイクロソフトアカウントのページより、インストール済のオフィスの再インストールも行うことができました。これはラッキーでした! 異常状態のハードディスクも、外付けハードディスクケースに入れてこのノートパソコンに接続すると認識され、中のデータをSSDに入れ替えたノートパソコンに移すこともできました。

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