愛車とのお別れ

晴れ  豊田駅北交流センターの前に止めてある車は、わたしの愛車カローラIIです。この車は1993年の春に買いました。当時雅子さまがこの車の赤いのに乗っておられ、人気が出たために注文してから届くまでに少し時間がかかりました。フジカラーにいた2年間に約5万キロ乗り、その後フジカラーを辞めてからは13年の間に、3万ちょっとしか走行距離が増えませんでした。パソコン教室やサポートでは車の維持費が出ないし、大分古くなったので手放すことにしました。今月の21日で車検が切れるというのに、のろまなわたしがぐずぐずしていたもんですからきょうに至ってしまいました。昨晩車買取のラビットのサイトから、無料査定を依頼しましたところ、朝早くに電話をくださいました。で、午後のパソコン出張サポートの帰りに、八王子インター近くのお店に寄らせていただくことになりました。ちょっとサポートが長引き、5時近くなってしまったのですが、どうも無料で引き取ってくださりそうです。もう車検の猶予もないし、15年目ということで多少お金が出ることを覚悟していたわたしにとっては、やった?です。その場でお店に置いて行ってくださいということになりました。何しろ3月中に手続きをしないと、今年の車の税金の請求が来るとのこと。あっさりと片付いて良かったのですが、15年も乗った愛車ですので、気持ち的には何かとても寂しさでいっぱいになりました。この車で父をホスピスに送り迎えし、母も何回も病院に連れて行きました。ドライブ好きの母は、車に乗るといつも嬉しそうでした。太陽が眩しい時は、車に置いてあったレイバンのティアドロップタイプのサングラスをかけさせて「かっこいい!」なんて冷やかして。そんな思い出いっぱいの車でしたので、とても寂しい気持ちになりました。時がどんどん経って行き、自分がどこの誰なのかも忘れてしまいそうです。いやはや。

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